建築設備技術遺産

2016年度　建築設備技術遺産

ＴＯＴＯミュージアムで所蔵する「初代ユニットバスルーム」が、２０１６年度「建築設備技術遺産」に認定されたというニュースを見ました。

建築設備技術遺産なるものがあったこと、初めて知りました。

同ミュージアム所蔵の「初代ユニットバスルーム」は、１９６４年の東京オリンピック開催にあわせて異例のスピードで建設が進んでいた日本初の超高層ホテル「ホテルニューオータニ」へ、短期間に大量の浴室を納入するために開発された日本初のユニットバスルーム工法で１９６３年に製作されました。

今回の認定は、現在の新築住宅の約９割に採用され、浴室の工期短縮や性能向上に貢献しているユニットバスルームの原点としての価値が認められたことによるものだということです。

また同ミュージアムでは、ホテルニューオータニに現存していた最後の１台の「初代ユニットバスルーム」を移設して常設展示しています。

50年以上前のものには見えませんね。

1度はちゃんと見に行きたいものです。